日常では簡単に作れて便利なインスタントラーメン。しかし被災時は状況が全く変わります。
まずラーメンを作るための水がない可能性が高いです。
水はなによりも飲み水を優先し、作って捨ててしまうラーメンに使うのは非常にもったいないでしょう。
続いて火。
運よくコンロが使えればよいですが、ガスも止まる可能性は非常に高いです。また、火は非常に貴重な資源になります。例えば器具の消毒や、赤ちゃんのミルクを温めるために必須となります。インスタントラーメンの湯を沸かすにはかなりのガスが必要になります。
さらに食器。
清潔な状態のナベや皿が用意できない場合があります。アツアツのラーメンを紙皿で食べるわけにはいきません。
ラーメンはそのまま食べられるなら
チキンラーメンなどはそのままかじることもできますので、そのようなじかに食べる用途としては良いですが、インスタントラーメンをいつも通り作ることは考えないほうが良いでしょう。
インスタントラーメンを入れるスキマがあるなら、カロリーメイトなどの総合栄養食を入れましょう。
また、ラーメンは塩分が多く、食べたあとに水がほしくなります。水が制限されている場合には非常にリスクが高い食品です。