災害時に必要な水の量とは?何リットル備蓄すれば良いのか?

災害対策用品

非常時に必要な水の量はどのくらいなのでしょうか?

大人一人あたりの必要な水は、1日(最低) 2リットルといわれます。(飲み水だけで)

つまり4人家族なら2x4 = 8リットルをたった1日で使ってしまいます。

それに加え、食器を洗う水、トイレ用の水、手洗い、歯みがきなど、水が必要な場面は非常に多いと言えます。それらを全て合計すると1人1日約10~20リットルが必要になるとされています。

 

自衛隊の給水車などは、どんなに早くても災害発生から2~3日かかるのが通常です。3日かかるとすると、飲み水だけで8x3=24リットルは最低限必要です。

水を限界まで飲まないように節約することもできますが、脱水症状は命に関わります。また重い病気への引き金となります。

命をつなぐためには、家族4人なら最低でも40リットル(2リットルペットボトルを20本)を、子どもがいるのならそれ以上の備蓄を目指したいところです。

 

お風呂に水を常に残し、浄水器具で飲み水に変える方法も有効です。

災害時に節水するためのツール

飲み水以外は節約の方法があります。

たとえば食器をアルミ箔やラップで覆い、使い捨てにしてしまうことで、洗う水を節約します。衣類なども、汚れをガマンして使い回しましょう。

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シャンプーも水のいらないタイプが販売されています。もちろん水で流すような清潔感や爽快感ではないでしょうが、ずっと汚れっぱなしよりはマシです。

 

水のいらない携帯トイレも商品が充実しています。ダンボールなどの組み立て式もありますから、ぜひ家族の人数分は揃えたいところです。

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