この記事は実際になんらかの災害に遭遇され、その中で気づいた必要な道具、助かった行動などを掲載しています。
思い出したくもない災害の記憶を思い出し、役立ててもらいたいと公開いただいた生の声です。ぜひあなたの災害対策にお役立てください。
もし「伝えたい!」という災害体験がございましたら、ぜひこちらのフォームよりご連絡ください。
のびちゃんさんより
私は東日本大震災の時に思ったことです。
津波の被害にあった方は、何もかもが必要だと思いますが、沿岸部から離れた場所での災害が起きたときに必要だと感じた物を書かせていただきます。
あの日はとても寒く地震が来て、停電になりました。
まず、停電になった時に一番困ったのは明かりがない事。明かりがないため、何をするにも暗くなると困りました。トイレに行くのも部屋から部屋へ移動するものです。その為、懐中電灯は必ず必要ですので、家のどこにあるのかを確認しておく必要があります。
また、懐中電灯に必要なのが乾電池です。乾電池は、常に常備しておくことをお勧めします。
震災の時は乾電池が売り切れ続出で手に入らず、大変でした。
懐中電灯も乾電池で動きますから、多めにあると役に立つと思います。
また、乾電池がない場合に役に立つのはろうそくやキャンドルです。火事にならないように気を付けながら使えば、とても役に立ちます。
そして、震災日はとても寒かったため、買い置きしていたカイロがとても役に立ちました。
ヒーターも電気なので使えません。ホッカイロでなんとかしのいだ記憶があります。ですから、その後に電気を必要としないストーブを購入したくらいです。
あらゆるものが電気に頼っていたために、電気が通らなくなると全てが不便でした。また、当時は水も出なくなったために、水の買い置きは常にしておくことだと思います。
保存食は十分に確保しておくといいと思います。チョコレートや塩飴、また、保存がきくパックのご飯などあると災害の時対応できるので、心得ておく必要があります。
のびちゃんさん、体験談の共有ありがとうございます。
冬に寒くなる地方では、カイロは必須といえるでしょう。必ず避難バッグに入れておきたいグッズです。